ビジネス塾TOKUSHIKAN
篤志館

ラポール通信


ラ ポ ー ル通 信
平成20年11月号

発行元 篤志館株式会社

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篤志館では今年の夏も地元飯能市にある駿河台大学より、2名の学生をインターンシップとして受け入れました。日頃若さとは無縁の職場に?若さ溢れる2人との10日間は、良い刺激を与えてくれました。実習期間の最終日に二人に書いていただいたレポートを、今回のラポール通信ではご紹介したいと思います。 表紙を飾りますのは駿河台大学経済学部3年生の加藤弘規君です。そして裏表紙には同じく駿河台大学現代文化学部3年生の臼井瑞紀さんです。現役大学生の二人のレポートをぜひご一読ください

駿河台大学経済学部3年の加藤弘規です。今年の夏休みは休みを返上してインターンシップに取り組みました。将来は経営に関わる仕事が出来ればと思っています。



1.インターンシップを通じて得たこと

 社会人として働くことをイメージしたい。というのがインターンシップに参加した最大の理由でした。インターンシップ体験では、様々な業界のことを知り、自分の長所・短所も把握できました。失敗や反省点もありました。働くとはどういうことなのか身をもって経験することで、就職への不安が薄れ、参加前より働くことへの情熱が湧きました。

 その中でも、自分が社会とどのようにかかわっていきたいか、社会へ何がしたいのかというビジョンを持つことが、仕事をするうえで大切だと感じました。これはインターンシップを体験してみなければ分らなかったと思います。私にはまだ具体的にしたい事がないので、そこに一歩近づけるよう、残された学業や就職活動に取り組んでいきたいです。

 

2.私が働きたい会社

 2つあります。1つは経営者が会社と社員のことを考えている会社です。具体的には、経営理念と実際に行っていることが一致している。法的、倫理的責任を果たしている。自社について様々なことを内部に公開している。労働組合や人事制度がしっかりしている。といったことです。もう1つは、社員全体が会社のことを考えている会社です。具体的には、全体の貢献意欲が強く、活気がある職場です。

豊富な経営資源があり、財政基盤が安定している、ということも大きな魅力だと思いますが、私は先に上述した2つを持っている会社で働きたいです。会社と社員が互いに尊重し合っている会社なら結果はついてくると思いますし、努力や満足の源となると思うからです。

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~メタファー(隠喩)を使って、現在の状態から望ましい状態へ気づきを促す方法~

コミュニケーションをする上で最も難しいのは、「自分の伝えたいことを正確に相手に伝えること」「ストレートに指摘せずに相手に気づかせること」のふたつだと言われています。今回は、「物語やたとえ話を通じて、相手に自分の伝えたいことを気づかせる」という方法をご紹介します。下記の文章は、どんな人に何を伝えたいのでしょうか?

 

  私の家ではウサギを飼っています。オスで名前はポン太。いつも元気で家の中を飛び回っていますが、時々下痢をします。たぶんおなかが気持ち悪いのでしょう。さすってあげたり、なでてあげたりすると元気になり、下痢も治ります。

  私の会社にはビビアンというミニチュアダックスフンドがいます。おとなしくてかわいい犬です。吠えたり、怒ったりすることはありません。いつも尻尾を振って、愛想をふりまいています。誰かが何かを食べていると「ちょうだい、ちょうだい」をします。そのせいか、誰からも可愛がられ、いつもなでてもらいうれしそうです。

  「食事に行きますか?」それとも「メシ食う?」

  サーカスの象が逃げないのは、小さいときから木の杭につながれているからです。

  回答は篤志館にお問い合わせください。

 

米国NLP(神経言語プログラミング)協会公認マスタープラクティショナー 関根有ニ



金利の七五三

 

景気の冷え込みで売上高がジリジリと下がってくると、それに呼応するように借入金が「ワシはここにおるでぇ」と存在を主張しながらズシリと重くのしかかってきます。「あぁ、この借入金の返済さえなければ・・・」と、銀行の融資窓口に「この融資さえ実行されれば!」と勇んで乗り込んでいった日とは真逆の思いが、思わず口をついて出てきます。

では、企業はいったいどこまでだっら借入をしても大丈夫なのでしょうか?負債償還年数などの財務指標を用いる手もありますが、もっと簡単な目安となるのが支払利息と売上高との比率です。

「金利の七五三」と呼ばれる経験則があり、製造業の場合だと金利が売り上げの3%以内であれば健全、5%以内だと要注意、7%以内で危険水域、それを超えるようだと倒産もやむなし、とされています。これが流通業・小売業の場合だと1%以内で健全、3%以内で要注意、5%以内で危険、それを超えると倒産間近、となります。

まずは直近の決算書もしくは試算表を広げて自社の金利負担率を把握してみてください。自社が危険水域にあれば、恐らく資金繰りも厳しくなっているはずです。そのような場合はとにかく資金繰り表を作成して、日々のキャッシュの動きの把握に努めるようにしましょう。

(木和田俊治郎)

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~人智を開発するとは~

人智を開発するとは、愛国忠孝の心を開くなり」と『西郷南洲遺訓』にあります。

自分が生まれ育った家、地域、国を愛する心を育てること。

  大人になったら良い働きができなければ恥ずかしいという心を育てること。

  人の子として生まれて、親孝行もできないようでは恥ずかしいという心を育てることが、

人の知恵を開発する、つまり教育することだというわけです。

今の教育では、このようなことが重視されているでしょうか。

自由主義、個人尊重ばかりが取り上げられ、社会の一員として生きるための自覚や覚悟、

また見識などを育てることがなおざりにされているように私には思われます。

 人間としてどのような価値観を持つべきかをしっかりと教育してこなかった結果、昨今の

悲しい事件の多発につながっているのです。

 以前は、日本は「恥の文化」だと言われていました。

 男として恥ずかしいことを教えられれば、恥ずかしくない男になろうとします。

 女性として恥ずかしい、はしたないと教えられれば、恥ずかしくない女性になろうと

します。

 人間として恥ずかしいことがわかれば、それをする自分が情けなくなり、反省するように

なります。

 今、食の分野に限らず、企業から「信頼、信用」が失われつつありますが、恥を知る大人

が増えていけば、今のような事件の多くは解決できるのではないかと考えています。

                                 (江上 範博)


 

ナンバーワン経営・ニッチ経営からオンリーワン経営へ

 

市場が成長期にある時は、市場で№1をとることが収益拡大の方策であり、市場の隙間(ニッチ)を狙って事業展開することが収益確保の方策でした。しかしながら、市場が衰退期に入るとそれらの手法は適切な方策ではなくなりました。なぜなら、市場が拡大期にある時は大半の者がその分け前に与ることができましたが、衰退期に入ると競争激化のため、全員が疲弊して全滅する恐れがあるためです。

そこで生まれたのがオンリーワン経営です。これは独創的な技術・製品・サービスで独自の市場を創り、新規参入を阻止するため市場規模を大きくしない経営をいいます。この根底にある思想は、無競争の概念で、市場に敵を作らないようにして利益を確保しようとするものです。昨今中小企業の生き残り戦としてもてはやされていますが、なんら特色のない大企業も学ぶ必要がありそうです。

(尾崎 竜彦)

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駿河台大学現代文化学部3年の臼井瑞紀です。

実習期間の10日間は緊張の連続でしたが、無事に終わってホッとしています。



1.インターンシップを通して感じたこと

 私がインターンシップを受けてみようと思ったきっかけは、実際に企業で社員として働いてみたいと思ったからです。アルバイト経験はあっても、社会人として働くのとは全くの別物であり、就職活動を始める前に職業体験をしてみたいと思いました。

 しかし、自分はどんな職業に興味を持っているのか、漠然としか考えていなかったために、職業選択をするのに困難をきわめました。

そのなかで、人材育成や企業の成長を支援し、また経営コンサルティングを行っている篤志館に魅かれ、インターンシップ先に希望しました。業務内容としては、案内書の作成を行ったり、企業のコンサルティング見学をさせてもらいました。

なかでも、特に印象を受けたのが企業のコンサルティング見学でした。初めて訪れたところでは、経営発表会を見学させてもらい、企業が経営発表会を行うこと自体、知らなかった私にとっては正直驚きました。各部署ごとに報告し合い、去年と今年の売り上げを比較し、改善していくという姿勢はとても素晴らしいものだと感じ、同時に社員であっても企業の実態は分からないというケースが多いなかで、このような取り組みは社員のやる気にもつながり、企業全体にとっても成長できることだと思いました。企業の実情を知るうえでも大切なことであり、インターンシップをするまでは、きっと経験することが無かっただろうと思います。経営コンサルティングという職種においても、具体的に知ることが出来て、とてもいい経験になりました。

 

2.私の考える「こんな会社で働きたい」

今回、このインターンシップを通して、企業は社員がいるからこそ成り立つのであり、その社員を育てあげるのは企業の人材育成の体制が整っていないとできないことだと感じました。どんなに外から見て良い企業だと思っても、新入社員を大量に確保し平気で切り捨てする企業など、社員を大事にしないような売り上げ目的だけの企業では、良い企業とは言えません。社員が働きやすい環境を整え、一人一人の成果をきちんと認めてあげられることができる企業こそが、社員のやる気をあげることができ、企業にとって大きな利益につながると思います。

学生生活を終えたら、いよいよ社会人。これから何十年と働いていくのに企業選びはとても重要です。その為にも、業界研究をたくさんして、どのような企業が良いのかを見極めて社員が伸び伸びと働けて尚且つ、企業のなかで自分の実力が存分に発揮できるような、そんな企業で働きたいと私は思っています。

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